先日の展示会でご一緒させていただいた、下尾さんに牛ベラを頂きました。
写真の奥にあるのが牛ベラなのですが。
普通に買うと何千円かする結構、陶芸道具の中でも高価な物なので、
自分は買わないでいいかなーと思ってました。
今回、下尾さんは道具を色々手作りしているらしく、成型の木べらとか
も一緒にいただきました。
有田の方では、牛ベラを使って茶碗を作るそうですが。。。。
「よいしょ」
初めての道具の使い方に戸惑っています。。。(汗)
てか、使い方分かりません。。笑 自己流でがんばってます。
下から引き上げる時にどうしても上の方でひっかかってしまうなぁ。
大丈夫かー笑
初心にかえって、ろくろをたくさんひいて練習しようと思ってます。
コメントをお書きください
酔っぱらいの名無しの陶兵衛 (日曜日, 03 2月 2013 22:29)
牛ベラは高価であることが示すようになくてはならない道具の一つです。私は10数本持っていますが、使っているのは4本くらいかな。ところで、牛ベラの役割は、器全体の形を決める器の底の部分の形を決めるのが一つ、それから見込のあたりを薄く形成するためが一つです。上の方で引っかるのは下より上のほうが厚いからだと思います。だけど、私は下が薄く、上がやや厚くなるように作っています。茶碗や湯呑の削りでは高台付近を1周削ると形ができます。轆轤味を残して軽くできるのは牛ベラの力です。特に茶碗に轆轤目を付ける場合には、牛ベラがないとできません。多分、先に、手で中程から上の方をもう少し薄くして、最後の1回、下のほうから牛ヘラで思い切って土を伸ばすと上手くいくと思います。一人で習得するには相当の努力と時間が必要と思います。頑張ってください。唐津、萩の作家も牛ベラを必需品として使いますよ。追伸、牛ヘラを使うのはせいぜい大きめの丼くらいまでです。せっかく頂いたのなら頑張ってください。いらんことと思われたら笑って許してください。